15:00前、飛行機は宮古島に到着。papaは宮古島、初上陸。もちろん、kouも。

レンタカー屋で車を借りて、場所&夕食の時間確認のため、一路、宿へ。がっ、不在。。。しばらくしてから電話をして、夕食の時間を確認。その1時間前にチェックインすることを伝えます。

そのときに携帯を見ると、不在着信1件。それは、翌日のイベントをお願いしている方からの着信。ちょうどレンタカー屋で手続きしてるときに着信があったみたい。そちらにも電話して、翌日の集合場所、時間などの段取りを確認します。

そして、鳥を求めて、大野山林へGO!

大野山林は、宮古島市熱帯植物園とつながっている森で、森林性の鳥の1級ポイント、とのこと。

このときは初めての場所であり、あと数回は訪れる場所なので、”とりあえず様子見”という心構え。

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中でも、1番のポイントと言われているのは、”竜の池”。浅い水場で、ブラインドを張ることで、アカショウビンやpapaが狙いのオオクイナなどを至近距離で見られるという場所。

でも、その時点で分かっていた場所の情報は、「少年自然の家の裏側にあるよ」というレベル[E:sweat02] 植物園入口にあった地図は、超ざっくり。鳥見のポイントを教えてもらったMさんにも手書きの地図をもらっていたんだけど、それとの照合は全く不可能。

早い話が、竜の池はどこにあるのかわからない。

「kou、わからんから、とりあえず、歩こうか。」 「OK~」

歩いてみると、なんとなくMさんの書いた地図の意味がわかってくる。しか~し、結果として、局所的な情報は合ってるけど、全体では全然違うシロモノ(Mさん、すいません!)。

途中で見つけた、後から考えれば、”まだマシ”とわかる地図。左の鳥獣保護施設の池が、竜の池。

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この地図に表示はないけど、「夜間ハイキングコース」と書かれた看板があったので、それなら足元も整備されているだろうと思って、そのコースをたどります。

”ウ~~、ウ~~。” 「あ、kou、カラスバトが鳴いてる。」

”ア、ア~オ~、オ、ア~オ~” 「ズアカアオバトやな。」

”ホ、ト、ト、ギス!ホ、ト、ト、ト、ギス!” 「ホトトギス。これは別に沖縄ならではの鳥ちゃうで。」

”ボッボォ~ェ、ボッボォ~ェ、ボッボォ~ェ” 「なんじゃこりゃ?もしかしたら、ズグロミゾゴイかも。」(後日、それと確認。)

”キョロロロロ・・・、キョロロ、キョロロ、キョロロロロ・・・。” 「本島でも聞いた、アカショウビン。」

そんな中、目の前数mをヒュッと飛ぶ鳥。はじめは?、緑色かかった灰色の地味なヒタキ。

[E:sign03]

あ、これが、リュウキュウキビタキのメスか~。結局、オスには会えず、この個体が今回唯一のリュウキュウキビタキとの遭遇。ちょっと残念。

そんなこんなで歩いていると、それまで誰とも会わなかったのに、おっちゃんが出てきた。ふと見ると、そこに四角い池、デカいカメラにブラインド。(あ~、ココが竜の池ね。暗~。。。)

おっちゃんが休憩したということは、今は鳥はいないってことやね。時間も時間なので長居は無用。カメラマンに翌日の朝も来られるということを確認して、その場を去ります。そこから数分で、少年自然の家の裏手に出た。(なるほど。) さらに道なりに進むと展望台発見。そら、上がるでしょ。

そのアプローチで、クビワオオコウモリ(亜種ヤエヤマオオコウモリ)がバサッと飛び立つ。展望台では、アカショウビンと頭を隠したカラスバトを確認。さらに、降りたときに、kouが小さなトカゲを捕まえる。さっきからチョロチョロしてるのは気付いてたけど、よぅ、そんなすばしっこいの捕まえられるなぁ、ホンマ感心するわ。サキシマスベトカゲ。八重山諸島に住む固有種。

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展望台を降りて、さぁ、そろそろ宿に行こうと車に戻る途中、林道の脇に止まっていた車をなんとなく見る。それは、なんてことない車だったんだけど、その林道の20mほど先に、キンバトを発見!

「kou、キンバト!メスや。」 ちょうどキンバトがいる辺りに、水たまりの痕跡。(なるほど~。水が少しあるんかもね。) うぉ~、キンバトや~と喜んで見ていると、なんと、その先にオオクイナが歩いて登場。

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「kou、オオクイナ!」

その形、赤い顔、赤い目、赤い胸、しましまの腹、何度見てもオオクイナや~。あら~、狙いの鳥を、また初日でクリアしてもた。姿を消すまで、数分。じっくりと楽しみました。

「kou、思い付いた。明日の朝やけど、竜の池には行かない。あそこに水たまりの跡があるやろ。それに水を入れてな、水たまりを再現して、離れたところにドンとイスを置いて、鳥が出てくるのを待つわ。」 「水はどうすんの?」 「ペットボトルを使う。」 「OK~」

18:00、宿にチェックイン。

宮古島でお世話になるのは、『オレンジBOX』さん。共同シャワー、共同トイレのなんか下宿してる感じの宿。静かなおっちゃんが切り盛りされてます。

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洗濯機を回して、シャワーを浴びてサッパリしたら、夕食タ~イム。

やんばるくいな荘とは打って変わって、シンプルメニュー。正直、このくらいのボリュームの方がうれしい。やんばるくいな荘のご飯もおいしかったけど、実は腹いっぱいになるのがしんどくて。。。(残すのはイヤ!)

そして、沖縄そば、3杯目~。家庭で作ったら、こんな感じ?店とは違ううまさ。

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夕食後は、熱帯植物園でナイトウォッチング。

リュウキュウコノハズクが至近距離で鳴いてるんだけど、しっかりととらえきれない。。。それよりも、クビワオオコウモリのすごいこと。数十頭といるようで、歩いていると、頭の上でギャ~ギャ~、キュルキュル鳴くわ、バッサバッサ羽音をさせて飛んでくるわで、怖いくらい。

特に得るものはなし。。。

帰りにコンビニに寄って、宿でオオクイナゲットの祝杯。この日のテレビは、内藤剛志、斉藤由貴の捜査一課長。

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23:00、就寝。

[E:sleepy]

翌朝、宮古島2日目。朝5:00起床。大野山林へ直行します。宿から大野山林へは車で10分。

例の水たまり跡に水を入れて、スコープをセットして、イスを置いて、ドンと鳥が現れるのを待ちます。あまり蚊がいなくて、大助かり。

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6:00過ぎ、日の出。アカショウビンの声がよく聞こえる。

6:15、オオクイナ登場~。5分ほど林道をウロウロ。そのとき、オオクイナの奥をカメが歩く。おそらくヤエヤマイシガメだろうけど、オオクイナがいるので確認に行けず。オオクイナが退場して、カメがいたあたりまで行きますが、カメも退場した後。

6:30、シロハラクイナ登場~。お~、忘れてたけど、これも南の島ならではの鳥やね~。続いて、キンバト♀も登場。しばらく、楽しませてくれます。シロハラクイナはデジスコでパチリ。肝心のオオクイナは、撮り忘れてもた。。。

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その後、しばらく静か。遠くからサンコウチョウの声。

7:30、日が上がって来ると、太陽はなんと林道の真正面。まぶしくて見ていられないので、林道をちょいと奥まで散歩します。

すると、薄暗く、湿った林道があって、なんとそこでキンバトが♂♀2羽ずつの4羽も発見。その奥にはなぜか♀のクジャクも。(あら~、宮古島では、キンバトがこんなに簡単に見れるんや。。。)

キンバトを楽しんだ後、車に戻る途中で、ズグロミゾゴイ。歩いて逃げる。(さっきはおらんかったのになぁ。)

8:30、宿に戻って朝食。あら、夕食のシンプルさとは変わって、なんかにぎやか。これはほぼなじみの味、ウんマイ[E:lovely] 

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なんか、宿から探鳥ポイントが近いっていい。狙いの鳥も抑えれたし、精神的にもすごい楽だわ。

さて、宮古島2日目のこの後は、今回の旅のスーパーメインイベントだ~。

 

つづく