「ただいま~(トーン低め)」 kouが部活から帰って来た。

papaでも、あれ?と思うくらい暗い感じ。

そして、晩ご飯のとき。

「背番号、もらえんかった。」とkouがぽつり。

「・・・。それって、試合に出られへんってことやな。」「うん。」

「1年では誰がもらえたん?」 聞けば、papaの知ってる子はほとんどもらえてる。

「もらえてないのは、kouぐらいか。」 言って、失敗ったと思う。追い打ちをかけた。

kouがシクシクシク。

「そういう悔しい思いをするのも経験やって。」とmama。

どういう判断基準だろう?

思うに、主は体格とだろうな。ほとんどの子が小学校で野球を経験してる。kouは体が小さい。上手いと評判なのに、kouと同じように体の小さい子が外されてる。

それはチームのための監督の判断。

「次の機会はいつやろ?」

「3年生が引退したらやと思う。」

「そしたら、それを目標に頑張らなな。」

泣いてるkouを見て、kanがちょっかいを出す。それでkouがクスリ。泣き笑い。

 

悔し泣きするなんて、な~んか、かっこいいなぁ、kou~。

余計なことを言うた。ゴメンやで。

まだまだ始まったばかりだ。気を抜かずに、しっかりやっていけ!

トレーニングには付き合わへんけど、応援はしてるからな。