この日、kouと2人で高浜の海へ釣りに行きました。

この日は、土曜にあった運動会の振替休日。なので、kouの野球はなし。なので、papaも休暇。そして、ちょっと本気モードで釣りをしたい、ということで、kouと2人での釣行です。

狙いは、ハマチ、サゴシ、カマス、アオリイカ! 夢は大きく! というほどのものでもないか。。。

1009fishing1  朝日~!この時間帯、寒かった。。。

 

自宅出発は、前日の晩。現地で車中泊です。今回はkouと2人なんで広さは楽勝。でも、ちょっと寒かった。。。 

日の出前の4:30に起床。暗い中、波止に移動して、手さぐりで準備。kouは、「もうちょっと寝る~」。ま、いいか。朝日が出たら、起こそう。

のんびりと準備していると、隣の先着の方がウキ釣りでアオリイカをゲット。うお~、うらやましい!俄然やる気がでます。

日の出とともに準備ができて、とりあえずサビキを放りこむと、すぐに豆アジのアタリ。ヨシヨシ、今晩のおかずには困りませんね~。

と、隣にエサもいれずに海につけておいたサビキに大きなアタリ。どこのアホや?と思って、海を覗くとアコウが暴れてます。わお~、そんな釣れ方いやや~、と思いつつも無事ゲット。やった~、おかず2品は確定です。

大慌てで、kouを起こしに行って、釣り再開。kouはサビキを楽しみます。

1009fishing2  アコウは20cmでした。サンバソウは後でリリース。

papaは、その辺を回遊してそうな何かが釣れないかと、投げサビキをしますが、ウキが風で揺れているだけで。。。しばらくして、引き上げてみると、エサのオキアミはそのまま。あらら、何もいないのね。。。一方で、kouは波止際で、豆アジを釣って遊んでます。投げる必要はないようです。。。

と、後着の隣のおじさんが、エギングでミニアオリをゲット。「あげよか?」と言われるけれど、あまりにも小さすぎて。。。

そうこうすると、またとなりのエギングおじさんが、今度は結構な型のコウイカをゲット。うわ~、デカい!kouが近くまで見に行くと、「持って行き。」とおじさん。これは欲しい。遠慮なく、いただきます。おじさん、ありがとうございました!!

「あんな、おっちゃんがな、シメるわなって言って、イカにチョップしてたで。チョップ、チョップ、て」

は??? 触ってみると、コウイカの眉間?のあたりの骨が割れてます。あ~、なるほど。って、コレをチョップで割ったの!?すごい手刀やな。

1009fishing3  な~んか、kouって人懐っこいのか、おじさんに好かれるのよね。

それで、kouに火がついて、サビキは休止して、エギング開始。さてさて、papaも、不調の投げサビキに変えて、生きアジをエサにしてイカのウキ釣りに挑戦します。でも、kouもpapaもぜ~んぜん。まわりの方たちは、エギングで結構アオリイカ、コウイカをあげてます。魚影は濃いようです。kouよりも小さな女の子が「釣れた~。お父さんのより大きいわ~。」と言って喜んでいる光景も。エギの動きとか、何か違和感を出してるんでしょうかね~。

と、波止をウロウロしてエギっていたkouが「父さ~ん、アオリイカがボラを抱いてる~。」 見に行くと、あらホント。「父さん、エギで引っかけて釣れるかな?」 お、やってみ。papaは元の場所に戻って、音沙汰のない浮きを見つつ、サビキで豆アジを追加します。

「父さ~ん、何回かカスッたんやけど、あかんかった。逃げられた。」 そうか、惜しかったなぁ。

その後、kouはエギをやったり、サビキをやったり。と、急に潮の流れが速くなって、ちょい投げしていたイカのウキ釣り仕掛けも、波止際まで流されてくる始末。あ~ぁ。

しばらくして、アジの様子を見ようと仕掛けをあげてみると、なんとなく重いような。アジが確認できるところまで仕掛けを巻きあげたはずなのに、アジのキラキラがない。あれ?アジ逃げた?イヤ!よ~く見ると、小ぶりのアオリイカがエサのアジを抱いているではありませんか! 「kou!kou!イカがアジを抱いてる!どうしよ!」 狙ってたくせに、イカを目の当たりにして、気が動転するpapa。kouも「網!網!」とあわてている。一呼吸おいて、よく見ると、”このくらいやったら、抜きあげられるなぁ。”という大きさ。で、”せ~の”で、仕掛けを引き上げると、アオリイカがパッとアジを手放して、サヨウナラ~~~。あら~、アジは抱いてたけど、掛け針には掛かってなかったのね~。

思えば、これが時合いのスタート。

再び、生きアジをエサにして、足元に仕掛けを投入。相変わらず潮が速くて、ウキはユラユラ。しばらくして、竿を持って様子を聞くと明らかに重い。ゆっくり仕掛けを巻きあげると、さっきのより2周りほど大きなアオリイカの姿。でも、コイツは姿を見た瞬間に、エサを手放して、サヨウナラ~~~。あちゃ~。仕掛けをあげてみると、アジの口元だけが残っている状態。ということは、かなり前から、ムシャムシャとアジをかじってたのね。。。あららららら~、いっこもウキは沈んでへんやん。なんか居食いばっかりされてる。

気をとりなおして、もう一度足元に仕掛けを投入。数分して、竿を持って様子を聞くと、さっきのよりさらに重い感触。これはデカイ!とりあえず、掛け針にイカを乗せるべく、合わせないといけません。せ~のっ、ゴッ、ガッ、(スポン。。。) あ~っ、スッポ抜けた~~~。スッポ抜けた辺りから、イカのスミがふわ~んと漂ってきます。あ~~~~、3度目の正直にならずに、2度あることは3度ある、やったか~。。。やっぱり、居食いやったなぁ。ウキがでかすぎるんかもなぁ。

よ~し、次こそは! 仕掛けを投入します。でも、時合い終了。その後、イカのアタリはまったくなし。まわりの方々も静かに。帰っていく人もチラホラ。

アイタ~、妙な経験値だけが残ったな~。でも、釣りあげられんかったけど、おもしろかったな。kouも、「イカが泳いでるところや、エサを抱いてるところを見れて、めっちゃおもしろかった!」 そやな。でも、やっぱり自分でも釣りあげたかったな。

 

翌日は、会社なので、釣果はこの日のうちにさばいておかないといけません。現地でお昼を食べて、12:30に納竿します。

夕方、帰宅。釣り道具の後片付けをして、さばき開始。この日のお持ち帰り釣果は、豆アジ209、アコウ1、豆ウマヅラ2、もらったコウイカ1。

1009fishing4  ウマヅラはどこでしょ~。

mamaにも手伝ってもらって、料理完了!

コウイカとアコウの刺身、豆アジフライ、アコウのアラ・豆ウマヅラのから揚げ、豆アジの南蛮漬けです。

1009fishing5  久々にお造りにしたなぁ。

では、いただきます。

おぉ~~~、コウイカ、ウんマイ[E:lovely] やわらかいし、甘い! ここまでおいしいんや~。一方で、アコウの刺身は、なんかカスカス。旬を過ぎてるということなんやろね。南蛮は作った日よりも3日目が断然うまい。それまでしばしお預け。アジフライは、相変わらず、子供たちにも人気。

それにしても、コウイカがここまでうまいとは。コウイカよりもアオリイカの方が味がいいって、言われてるくらいなんだから、アオリは相当においしいんやろな。くそ~、ここに来て、くやしさが。。。

よ~し、また行くで~。

 

って、今度はいつ行けるんやろ。なぁ、kou。